「君の名は。」と古典の関係

こんにちは!最近梅雨だということもあり大雨が続いていますね。熊本や鹿児島の方々が心配です。自分の住んでいるところでさえ大雨警報がでているので尚更心配ですね。

 

今回は、映画「君の名は。」と文学作品の引用について学びました。今回学んだ、君の名は。が引用していたところは 1夢について 2男女入れ替えに についてでした。

 夢

まず、古典での夢の仲で異性がでてくるということは、相手が自分のことを好きだからでてきてくれる。ということだと学びました。ですが、今回の小野小町が書いた『伊勢物語』では、自分が思ったから相手がでてきた。というように現代チックな解釈がでてきました。その時代の古典では珍しい和歌の書き方みたいだそうで小野小町の新しい挑戦らしいです。実際にその小野小町の文章はというと、 

思いつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを

です。意味は、思いながら眠りについたので、夢に現れたのであろうか。もし夢とわかっていたなら覚めなかったろうに。

この部分は、深海誠監督が君の名は。のタイトルにしたかったところらしいです。

昔の古典作品を引用するという行為はパクりではなく、むしろ知識があるね、その解釈素晴らしいねとも思われるほどだったそうです。現代では、批判やニュースの報道にすぐにされます。おかしな話ですな。自分も一個前の授業の米津玄師や深海誠監督が古典作品を引用していたことを知ったときはパクりなどとは思わず賢いな、好感度があがったなという印象でした。

男女入れ替え

現代で有名な男女入れ替え物語として先生が挙げられた作品は、『君の名は。』『伊勢物語』『ベルサイユのばら』『リボンの騎士』『とりかえばや物語』でした。自分は名前は知っていたのですが、見たことないものばかりでした。 

 この中で、『とりかえばや物語』について見ていきましょう。この物語は身分の高い兄妹が性格的に性別を親の意見によって変えられました。変えるというのは、科学的なものではなく男は女装し、女は男装をするといった感じです。このような物語では最終的に女装や男装がうまくいかず社会的な枠組みを超えられず、男は男、女は女に戻るということも学びました。 

 君の名は。でも瀧君と三葉は男女入れ替えを経験していましたが、伊勢物語のような結末まではいかなかったため、深海誠監督の新たな挑戦だということもわかります。

 

物語を引用まで表現したかったものは?

今回の課題です。

自分が考える、ある作品が他の作品を引用してまでも表現したかったものはというと ニュアンスだと思います。どういうことかというと今ある日本語だけだと特定の気持ちや表現をするのはなにか足りないな~と思うときがあります。ですが、他の時代で使われていた古典の表現を引用することで、そのニュアンスを伝えることができることがあります。これは、現代日本語で表現できるのにあえて英語や外国語を学び使うことに似ていると思います。

具体的な作品を挙げろ。についてですが、自分はONE OK ROCK が好きなのでそのことについて書いていこうと思います。上の自分が述べた事とあまりつながらないかもしれませんが、ワンオクロックのボーカル、タカは今は亡きLinkin Park のチェスターから刺激を受けたらしいのです。彼の影響かは分かりませんがタカは引用?して英語で歌詞を作ることもやっています。タカが引用したのは日本語にはない魅力や尊敬の念を込めてだと自分は思います。実際リンキンパークの曲も聞いてみてほしいのですが実際なにかが似ています!

 

今回の発見(講義内容とは直接は関係しない)

  • 高校生に古典の興味をもたせる方法

 なぜこんなことを思ったかというと、横山先生がしてくれる古典の講義は苦という感情がなくむしろもっと興味を持ったので、なぜここまで古典嫌いが興味を持てたのかを書いておこうと思います。 ズバリ、古典を高校生に興味を持たせるにはThe古典という授業をする前に古典がどういうものか?どのような作品があるのか?の全体像を現代語で説明していくことから始めることが重要だと思いました。それと、プリントも配布されると机の上がごちゃごちゃして集中力がそがれるので、パワーポイントでスライドにして講義を行うことが大切だとも思いました。 以上、古典嫌いからでした。

  • パソコンからでてくる音

 自分はPS4とかでゲームを友達とすることがあったのですが、その時にVCという機械を本体につなげるだけで会話できるものを使ってました。そのときに友達と「どうやってこの自分たちの声は決まっているのだろう」と疑問に思って調べました。するとその時は2000?くらいの決まった音から自分の声に近いものが選ばれて発声されていると発見しました。これが正しいのかはわからないのですが、先生が話されている声を聴きながらなぜかこのことが脳裏によぎりました。

 

今回はこんな感じで終わります。なんか今回は文を書いていてなんか上手く言語化できたような感触がありませんでした。次に活かします!