ビジネスにおけるデザイン!

こんにちは!2/17(水)13:00-14:30に株式会社グッドパッチでお仕事をされている田口和磨さんのセミナーセミナーをお聞きしました。今回はここで学んだ内容2つ「社会におけるデザイン」「ポートフォリオを作る意味」を言語化していこうと思います。

株式会社グッドパッチとは?

株式会社グッドパッチとは東京の渋谷に拠点を置いて活動しているUX、UIに特化したデザイン会社です。企業の掲げるビジョンは「デザインの力でビジネスを前進させるデザインカンパニー」。 私のこの企業さんに対しての第一印象は「おしゃれな会社だな~」という安直なものでした(笑) ですが、セミナーの最後には「この企業のお客さんの根本的な問題や課題に対する姿勢が好きだな!」という意見に変わりました。あくまでも主観ですが...

社会におけるデザインの重要性

ビジョンにもデザインの熱意が書かれているということが読み取れると思うのですが、株式会社グッドパッチさんの田口さんは社会においてデザインがどれほど重要だというかを説明されていました。以下の項目に分けて説明します。

  • 今の時代の”デザイン”は誤解されている
  • デザイン×経営
  • 今の行けてる会社(Youtube, Twitter)のトップにはデザイナーが必要
  • UXの重要性 具体的な事例含め
今の時代の”デザイン”は誤解されている

結論、今の時代のデザイン「計画、設計」の意味もありますよ!ということです。今の私の親世代の人にデザインとはなんでしょう?と聞くとほとんどの人がデザインの意味を装飾だとして捉えますが、田口さんはこの装飾という意味以外のデザインもありますよということを理解してもらいたいと力説されてました。私自身もデザインと聞いて第一に浮かぶのは家具のデザインなどで使う装飾の意味で使われるデザインがまず初めに思い浮かびました。(ゼミで一度デザインについて先生が教えてくれたはずですがこの話を聞くまですっかり忘れてました。すみません。。。)繰り返しになりますが、今の時代に”デザイン”というと企業でなにかプロジェクトを行う時の企画、設計という意味も内包してますよということでした。

デザイン×経営

上記したデザインには企画、設計の意味もあるということだったのですが、ここではデザインというのは美大生だけが行うものではなくて商学部や経済学部の人にも学ぶ価値があるという事をお伝えしたいと思います。

経営×デザイン 田口さんは、美大出身の学生はアートや芸術などは大学で学び、そういったスキルは持ち備えているが、経営は学んでいない人が多いいと話されました。これは逆のことも言えます。経営の事を学んでいる商学や経済学の学生がデザインの事を学ぶと最強になれるのではないかということも言えます。この話を聞いた時、私もデザインに対して学んでみたいなという意識が芽生えました。可能性がある話を聞くとなぜか気になる性格だということを最近知りました。

今の行けてる会社(Youtube, Twitter)のトップにはデザイナーが必要

デザインがビジネスにおいて役に立つということを書いて言ったのですが、なぜそもそもデザインがここまで着目されているかという根拠として「コンサルや金融機関が積極的にデザイナーファームを買収している」という事があります。具体的にはYoutube,Instagram,Airbnb,Slackなどの共同創業者にはデザイナーがいると話されました。CEOに並ぶ、CDO(Cheif Designer Officer)偉いお方たちがいるそうです。イケてる企業を参考にしてこれからも俺たちも成長していこうぜ!という姿勢の現れなのではないかと密に思いました。

UXの重要性 具体的な事例含め

今の時代はユーザー体験(UX)が大切な時代が到来しています。

昔は「機能価値」ex,ハサミでいうとただ紙が切れれさえすればOK

          ↓

「表層デザイン価値」ex,見た目もカッコイイ方が良い!

          ↓

体験価値

このように時代とともにユーザーがただハサミ1つ売るにしても、機能面を見るだけでも、デザインが良いだけでもモノが売れない時代がきているという事が言えます。

UXの具体的事例

NIO

中国の会社NIOを紹介して頂きました。NIOとは中国の電気自動車を販売している会社です。日本にも環境問題解決に向けた電気自動車はありますが、電気自動車は充電が遅いなどという理由からあまり普及しておりません。ですが、このNIOはそれを可能にさせました。どうやったかというと充電が遅いならあらかじめ充電しておいた電池パックごと取替えてしまえというものです。この思いつきそうで思いつきにくいアイデアは凄い!と私を驚かさせました。他にもNIOは車のアフターサービスにも力を入れており、NIOService(車の運転データからメンテナンス時期の提示、空港駐車場の提案などを)NIOHouse (NIOを使っている人は指定されたラウンジの無料使用)などを行う事により多くのユーザーを獲得しています。体験を作り(デザインの観点)お客さんを集客している。

ユニクロ

ファストファッションブランドとして知られる馴染みのある洋服の販売を行っているユニクロですが、一つ不思議な事がありました。それは、赤ちゃんが着るような下着に160cmサイズがあるということです。だれが着るんだろうと疑問に思うことなのですが、これは生まれつき障害をお持ちの方向けに作られているそうです。利益がでるはずでもないのにわざわざこのサイズを販売しているユニクロはとてもユーザーの視点に立って商品開発ができていると思いました。すごいです!

ポートフォリオを作る意味

ポートフォリオを作ることによって、企業に自分の魅力が制作物を通してアピールできる!副業や起業にも使えるそうです。私も一時期ポートフォリオを作っていたので、本日のポートフォリオの作り方を聞いてブラッシュアップしていこうと思いました。

今回私が学んだこと、今後に活かせそうなこと

企業選びとして!→デザイン×経営ができている企業は程度の差はあれど成長している企業だと言えることが多いい。

ユーザーの視点に立って物事を考えられる企業は魅力的だということ。

UX(デザイン),UIを積極的に行っている企業に所属したいと思った。