SEのインターンを通して
こんにちは!今回私は11月13日(金)Sier企業のインターンを受けてきたので記録していこうと思います。
書いていく前に今回参加した会社は本社が東京にあるIT企業、通称独立系SIERという企業です。IT業界に興味のない方はそもそもSIERとは?独立系とは?と疑問もあると思うので後述していこうと思います。
インターンでのスケジュール
今回私はオンラインでのインターンシップでした。インターンシップ参加者数も20人くらいでそこまで大勢というわけではなく比較的少人数でのインターンでした。スケジュールとしては、
- IT業界について
- CECとはどんな会社
- Web面接の注意点、コツ
- グループワーク
といった流れで行われました。
インターンシップという名目で行われましたが、業界研究のさらなる理解にもなったので、軽く触れていこうと思います。
IT業界とは?
IT業界の分け方は人により異なると思うのですが、今回紹介された企業さんのIT業界の分け方はIT業界というより、SIER業界の分け方についてでした。SIERというのはシステムインテグレータという意味で、システムの定義・開発・構築・運用・保守・管理などをおこなっている人の事を言います。(システムのこと扱っている人という認識で大丈夫だと思います。)
SIERの分類
次にSIERの分類方法についてです。SIERは親会社の有無で独立系か、ユーザ系メーカー系と大まかに分けられます。ユーザ系とメーカー系の違いは親会社がコンピューターを作るメーカーかそうでないかで分類することができます。
それぞれのメリットデメリットですが、独立系からいうと、親会社がいないので自由だが、親会社に頼れないということです。例として一人暮らしが挙げられていました。ユーザ系メーカー系は独立系とは逆の親会社に頼れる(安定している)が、親会社に制限されてしまう。実家暮らしに例えられていました。
このほかのもどちらに行こうか迷った場合には、金融系のit業界に携わりたいと思っているひとはユーザ系に行き、色々な会社と携わりたい場合には、独立系に行けばよいとも教えてくださいました。なぜこんなことが言えるのかというと取り引き先がこれにより変わるからです。
ユーザ系 メーカー系以外の大企業の系列会社 銀行、保険会社、商社、電力、鉄道など
独立系 日本の中小のSIERはほとんど独立系(ホワイトハウスともいう)
IT業界とは?CECとはどんな会社?
少し先走ってIT業界とSIERについて書いてしまったのですが、次にIT業界を選ぶうえでの企業選びの基準も教えてくださったので記録していきます。
企業選びの判断の仕方
- 会社の規模
- SIERの種類←上記
- 取引形態
- 得意としている業界
- 階層
- 主要顧客
会社規模 100~1000億の準大手企業を基準としてそれ以上を大手企業、それ以下が日本の企業の6~7割が該当。
取引形態 BtoC 知名度が高い企業が多い。 BtoB 実は優良企業が多い。BtoBtoC 企業と消費者が上手く取引ができるように支援(Zozo,楽天など)
得意としている業界 メーカ、金融、小売り流通、官公庁、不動産、サービスなどいくつかの業界と携わっている方が経営的には安定。
階層 どの階層を事業の中心にしているのかを確認する。上流工程か下流工程を担当しているか。
主要顧客 顧客がエンドユーザーか、システム会社かどうかをみることにより上流か否かがわかる。
それを踏まえて当会社は、準大手企業の独立系で上流工程を担当しているSIERである。
Web面接の注意点、コツ
これに関しては就活をしていたらよくみるものと同じことが多かったので、私が特に大事、忘れがちなものを共有します。
- 緊急連絡先を確認しておく
- 会社からの案内を再度確認(メールやマイナビなど)
- 事前に必要なものを用意しておく(事前に提出した履歴書やESの控え)
グループワーク
グループワークはZoomで行いました。人事の方が4人1グループのブレイクルームに分けてくれてグループワークを行ったのですが、先に感想から言うと楽しかったです。なにが楽しかったのか?書いていきます。
グループワークの目的はSEに求められる「コミュニケーション」とは何か?を体験するためでした。具体的なワークとしては簡単には説明できないような図が人事の方から代表者に配布され、代表者以外の3人がその図を代表者に質問して返ってきたヒントだけで正解に近いものを図示していくというものでした。
この説明で伝わるかは不安ですが、百聞は一見に如かずということで実際の図は↓
これでした。まず最初のワークでは、私が代表者をし、この図を他3人に言葉だけで説明したのですが、とても難しい。。。うまく行きませんでした。全部でこのワークを3回したのですが最後の3回目では図形そのものをかけたのでほっとしました。
みなさんも時間に余裕があればこれを口頭のみで他人に説明できるか試してみてください(笑)
では、このワークを通して私は、人に伝えるのは難しいということと、質問の難しさも改めて痛感しました。このワークを通してSEに求められるコミュニケーション能力とは、「具体的に聞き出し明確化させる力」「全員を同じ方向に向けられる力」だと人事の方は話されていました。これだと少し抽象的なので私なりに嚙み砕くと、顧客の要求するモノ通りの意見を聞き出す力、仕事をする上でメンバーを業務内容から反らさせずに一貫したものにする力だということが分かりました。
これを自己PRの最初に述べる強みとして活用するならば、「傾聴力」「相手の要求しているものを正確に聞き出す力」があります。というように使える。ですが、ここからエピソードを考えるのがとても大変です。(笑)
今回の学び
SIER業界の理解度向上
SIER企業を選ぶ指針
SIERに求められているスキルの理解
では、以上になります!
↓グループワークの2回目と3回目